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S20はS10 Ultraのアップグレード後継機です。水平視野角を170°、最大測距を80 mまで拡張し、RGB-Dアラインメント、200 Hz IMU、ソフトウェアトリガー、MIPIモジュール対応を継承しています。
製品概要
S20は、屋内外の3D認識向けに設計された産業用の準全周RGB-Dカメラです。dToF技術を採用し、深度マップ、IR画像、点群、RGB画像を出力します。RGBと深度データはカメラ内部で空間的・時間的にアラインメントされます。 本製品は200 Hz IMUとSoCを内蔵し、ソフトウェアトリガーに対応します。FastLioシリーズなどのSLAMアルゴリズムと連携して、マッピング、位置推定、環境認識に利用できます。標準カメラに加え、より小型のカスタムMIPIモジュールも提供可能です。
S20の製品イメージ。外観と構成は実際に納入される製品に準じます。
主な機能
170°の超広角視野
ToFの水平視野角は170°で、準全周の環境認識と広範囲の空間データ取得に対応します。
最大80 mの測距
反射率90%での規定測距範囲は0.2~80 mで、周囲光耐性は最大100 kLuxです。
同期RGB-Dアラインメント
深度、IR、点群、RGBデータを出力し、RGBと深度をカメラ内部で空間的・時間的にアラインメントします。
IMUとSLAMの統合
200 Hz IMUとSoCを内蔵し、ソフトウェアトリガーに対応します。FastLioシリーズなどを使用したマッピングと位置推定のワークフローに利用できます。
仕様
機械設計とインターフェース
- 標準カメラ
- MIPIモジュール
標準カメラはEthernet通信を使用し、12~27 VDC電源、PTP時刻同期、IP67保護に対応します。規定寸法は105 × 69 × 44 mm、重量は約420 gです。

S20標準カメラの機械設計と寸法。設計寸法と公差は納入図面に準じます。
統合と導入
1
視野と取付スペースを計画する
170° × 68° ± 3°のToF視野角に基づいてクリアランスを確保し、鏡、光沢金属面、狭い反射空間が近距離視野に入らないようにします。
2
インターフェースと電源構成を選択する
標準カメラはEthernetと12~27 VDC電源を使用します。設置スペースが限られた機器ではカスタムMIPIモジュールを検討し、納入資料に従って機械設計と電気設計を行います。
3
同期とデータリンクを設定する
システム構成に合わせてPTP、200 Hz IMU、ソフトウェアトリガーを設定し、深度、IR、点群、RGBデータを安定して受信できることを確認します。
4
対象環境で検証する
対象物の反射率、周囲光、温度、振動、移動速度の条件下で、動作距離、正確度、RGB-Dアラインメント、SLAMの安定性を検証します。
主な用途
ロボット芝刈り機
庭や芝生での位置推定、ナビゲーション、広範囲の環境認識に使用します。
産業用四足歩行ロボット
研究、点検、探査での位置推定、ナビゲーション、3D認識に使用します。
ヒューマノイドロボット
データ取得、産業作業、家庭サービス、小売店の巡回における環境認識に使用します。
マルチロータードローン
点検と測量での位置推定、ナビゲーション、障害物回避、環境認識に使用します。
関連情報
S10 Ultra 3Dカメラ
前世代モデルの仕様、設置ガイド、操作手順を確認します。
ダウンロードセンター
製品仕様書、ユーザーマニュアル、関連資料をダウンロードします。